ページ数
138p
大きさ
18cm
ISBN
4-04-631901-2
978-4-04-631901-2
副タイトル
中島敦名作選
叢書名
角川つばさ文庫(カドカワ ツバサ ブンコ)
内容
人を食べる虎になってしまった李徴の苦悩を綴った「山月記」と、運命に苦しむ李陵と司馬遷の人生を描いた「李陵」。一度は読んでおきたい中島敦の名作を2作収録する。 草むらの中からあらわれた一匹(いっぴき)の虎(とら)。なぜか人間の言葉を話すその正体は、驚(おどろ)きの人物で…。「山月記」にくわえ、敵につかまった李陵(りりょう)と、彼(かれ)をかばったために罰(ばつ)を受けることになった司馬遷(しばせん)をえがいた「李陵」を、読みやすい言葉に改めて収録する。