西條 奈加
集英社
2020.9
242p
19cm
4-08-771727-5
978-4-08-771727-3
内容:心淋し川. 閨仏. はじめましょ. 冬虫夏草. 明けぬ里. 灰の男 飯屋を営む与吾蔵は、根津権現で小さな女の子の唄を耳にする。それは、かつて手酷く捨てた女が口にしていた珍しい唄だった。もしや己の子ではと声をかけるが…(「はじめましょ」)。他、全6編。生きる喜びと哀しみが織りなす、渾身の時代小説。