ページ数
292p
大きさ
19cm
ISBN
4-02-251878-2
978-4-02-251878-1
内容
内容:妻は無用になったか. 食を切り口にした鮮やかな戦後女性史. どぶろくと女への二千年の愛と怒り. 女ひとり寿司は最後の秘境. 女のための下着革命をなしとげた鴨居羊子. 日本初のセクシュアリティの心理学. 一一歳でわたしはパパの愛人になった. 「極道の妻」から弁護士へ. なんで昔にもどれましょう. 喪失のあとに. すれっからしの京都人の『美人論』. なぜ魔女のキキは一三歳なのか?. モテたい男のカン違い. 男なのに、フェミニストです. 東アジア儒教圏の負け犬たち. 女たちの「処女生殖」の夢. 母性賛美の罠. 長島有里枝が書きかえた写真史のher story. メタ小説としての回想録. 「単なるフェミニズム文学ではない」?. 春画はひとりで観るもんじゃない. 江戸人から学ぶセックス. 生ける春画事典. 夜這いを実践した民俗学者. 柳田国男の「恋愛技術」 ほか6編 社会学者・上野千鶴子が文学を含むさまざまなテキストを論じた1冊。凡百のグルメ本を超えた最強のフェミ本、春画研究での江戸のセクシュアリテイ、林真理子や川上未映子の小説から「介護」と「出産」、男のフェミニズムなどを題材に、分析を行なっていく。