ページ数
359,11p
大きさ
20cm
ISBN
4-00-061699-4
978-4-00-061699-7
副タイトル
読書がひらいた日本近世
内容
内容:日本近世の時代環境. 書物がひらいた思想形成. 『浮世物語』から時代を読む. 書物がもたらした社会変容. 一上層農民の蔵書から. 天道とコスモロジー. 「日本」意識の形成. 近世政治常識のゆくえ 17世紀、日本で商業出版が始まった。人びとが本によって知を共有する〈書物の時代〉の到来である。今日まで続くこの大変革は、「思想主体」としての民衆を列島各地に生みだした。「書物の思想史」を提唱してきた近世史家の重要論考を集成。