澤田 瞳子
潮出版社
2025.9
355p
20cm
4-267-02473-1
978-4-267-02473-3
8世紀の奈良に、唐から海を渡ってきた男、袁晋卿。遣唐使に伴われて唐の長安から来朝し、孤独な生活を余儀なくされていた晋卿は浮浪児たちと出会い、心を通わせていく。彼らの人間模様と、深まる新羅と日本の対立、唐から帰国した知識人たちの苦悩を描く。