図書館のおすすめ本
10代の「読みたい!」を応援する、ティーンズサポート隊が厳選したおすすめ本をご紹介。
各館が今おすすめしたいテーマで紹介していくよ。
栃木図書館
テーマ「気になるあれを哲学してみる」
『「ロッチと子羊」で学ぶ中高生のための哲学入門』小川仁志/ミネルヴァ書房
勉強や部活、そして人間関係など、誰もがぶつかる15の悩みを取り上げた中高生向けの哲学入門。テレビ番組「ロッチと子羊」をもとに、ロッチと小川仁志教授の鼎談に始まり、具体的な悩みを「哲学プラクティス」で解決していく。
『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』小林昌平/文響社
「人前で緊張する」にブッダが答え、「死ぬのが怖い」にソクラテスが答え、「忙しい」にベルクソンが答える! 哲学者たちが格闘した思索の跡をたどることで、私たちの日常の悩みを解決する糸口がみつかる書。
大平図書館
テーマ「カジュアルに、倫理」
『 悪いことはなぜ楽しいのか』戸谷洋志/筑摩書房
「やられたらやりかえす」「ルールは破るためにある」「空気なんて知らない」「意地悪したい」「自分が楽しければいい」
これに共感する私って「ふつう」ですよね?
ちょっといけないことをしたとき、ドキドキして心が躍る。
意地悪、自己中、復讐にも絶妙な快楽がつきまとう。
なぜ、私たちはそんな気持ちになってしまうのか?
私たちのよくない部分から、悪と善を考える。
この本は決して、みなさんを悪の道に進ませようとしているわけではありません。あるいは反対に、「こういう風に行為することは悪いことだからやめよう」といった、お説教をしたいわけでもありません。そうではなく、私たちにとって本当に「悪い」ことを見定め、そして「悪い」ことに誘惑されてしまう人間の弱さを受け入れながら、よりベターな生き方がどのようなものかを考える手がかりを提供すること、それがこの本が目指していることです。
藤岡図書館
テーマ「旅に出かけよう!」
『京のかたな旅_御伴散歩版』/ホビージャパン
ゲーム『刀剣乱舞』に登場する刀剣男士たちのモチーフになった、刀剣にゆかりのある京都のスポットを紹介!博物館や寺院、神社の他に、旅の途中で立ち寄りたいカフェやレストランの情報も掲載されています。
『推し色で巡る!日本の絶景スポット』絶景85チームなないろ/東京ニュース通信社
服やバッグ、文房具につい「推しカラー」を選んでしまいがちなあなたへ。秋の行楽の季節に、推しカラースポットを訪ねてみるのはどうでしょう?赤・青・黄色など、日本全国の様々なカラーが楽しめる場所をご紹介します。
都賀図書館
テーマ「芸術の秋」
『コウペンちゃんとまなぶ日本の美しい言葉』金田一秀穂/KADOKAWA
コウペンちゃんたちと一緒に、日本で古くから使われてきた美しい言葉たちをゆったり楽しむ本。四季の繊細な移り変わりを表す言葉をはじめ、自然や時の流れの豊かさを感じさせてくれる言葉、気持ちを表す言葉など、全部で224語を集める
『おいしい!イラストレッスンクレパスで描きました』momo/永岡書店
サッと描けてサッとしまえる手軽さはもちろん、発色もとてもよく、ざっくり描いたり少しゆがんだりしていてもいい味で仕上がる、魔法のような道具。そんなサクラクレパスのクレパス(R)太巻16色を使ったイラストの描き方を紹介する。
図書館西方館
テーマ「日本史」
『 東大教授が教える日本史の大事なことだけ36の漫画でわかる本』本郷和人/講談社
歴史の教科書は面白くないと思っていませんか?それは、まだ、リアルな歴史を知らないからです。激しくて、荒々しくて、エモくて面白い、本当の人間がいる日本史を、学んでみませんか?
図書館岩舟館
テーマ「ひとりでできるもん!」
『一瞬で気持ちを切り替える脳内ひとりごと』吉村園子/三笠書房
様々な感情が交差する現代では、自分で自分の機嫌を取ることが快適に生きる技になります。
怒りや悲しみをうまくコントロールできれば、他人がどうあっても毎日が充実するでしょう。
文庫本なので通勤通学中の予習も良し。細分化された事例から必要な部分だけ読むのも良し。